ケモミミ消しゴムはんこ講座

消しはん屋看板娘のミヤマとカレンの作り方講座です。動画版もよろしくお願いします。

消しゴムはんこの作り方_実践編_第18回_英雄王ギルガメッシュ(Fate/GrandOrder)

[今回のテーマ]英雄王ギルガメッシュ(Fate/GrandOrder)

 

今回の消しゴムはんこは、sorteさんから許可を頂いたイラストからの制作品です。

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原画はコチラになります。

www.pixiv.net

Fateシリーズの古参キャラの1人、英雄王ギルガメッシュ。シリーズ全体を通してとにかく強い。反則的に強い。シリーズにもよりますが、能力は『無限の武器』と書いて『チート』と読みます。

 

世界最古の物語として扱われている書物の主人公がモチーフになっているそうです。諸説ありますが、実在した人物でもあったとか・・・。もちろん、実際には筋力や化学を無視した能力はなかったでしょうが。

 

Fateギルガメッシュは破天荒・高圧的な印象ですが、元になった人物は意外に涙脆い性格だったそうです。

 

 英雄王ギルガメッシュの作業工程数は少なめ

 

まずは転写絵作成から周囲の彫り込みの下準備まで行います。ハガキサイズの専用消しゴムに転写するので、原画よりも描画範囲を狭くしました。

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今回、作業工程としては大きく分けて2つしかありません(※)。首を含めた胴体部分の工程と顔・イヤリング・髪の工程です。ただ、これはあくまでも本ブログ及び動画の独自の区切りなので、どこで区切るかは人それぞれでしょう。

 

※彫り跡を均す仕上げは別カウントです。仕上げを含めると3つの工程になります。

 

前半は英雄王ギルガメッシュの鎧を彫ろう

 

正確には英雄王ギルガメッシュの体から首までを彫ります。いきなり大胆な作業量を進めるので簡単に思う人もいるかもしれません。しかし、面積があるのではやり、それなりに時間がかかります。

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影が障害物となって作業効率を低下させるので、いつも通りの時間がかかると考えていいでしょう。 

 

セオリー通りなら利き腕側から彫りますが、英雄王ギルガメッシュの鎧がゴツく、肩の部分に大きなパーツがあって作業の邪魔になっています。今回は先に両腕を彫りましょう。

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邪魔なパーツを先に片付けるのと同時に、左右の安全圏を中央に寄せるので、中央の鎧の作業が楽になります。シンプルなデザインの服装なら、ここまで深く考えないで利き腕側から彫っていいでしょう。

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どちらの方法がいいか迷ったら、利き腕側から順番に処理していくのが無難です。

 

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後半は英雄王ギルガメッシュの顔と髪を彫ろう

 

イヤリングも含めて顔と髪を彫るのが後半になります。安全圏は不自由しないレベルで存在しているので、ここでの作業順番の指定はありません。

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本ブログ及び動画では、イヤリング→顔→髪の順で彫りました。

 

短髪の男性キャラクターなので女性キャラよりは難易度は低いと思います。髪型と影の関係で細かい線を彫ることになりますが、ここまで彫れた人なら苦戦することはないでしょう。

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 ここまで彫ったら、最後の仕上げに向けて不要な余白をカットしておきましょう。

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英雄王を仕上げよう

バランスのよい線配置なので彫り方がしっかりしていれば、彫り跡を均さなくてもそこそこ綺麗に押せるかもしれません。

 

しかし、意外な凹凸は邪魔することも多々あるので、サラエが入りそうな箇所は均しておきたいですね。全部均すのが面倒な人は余白と肩だけ均し、押印テストの結果をみて対処しましょう。

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今回は気泡が入り易い影の配置になっています。中途パンパな力加減だと気泡が抜けきらないので、消しゴムはんこが変形しない程度にしっかりと全体的に力を入れて押してください。

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あえて少量のインクのムラや気泡を残すことで、古い肖像画のような演出をする方法もありますが、今回の実践編においては『不要な線が写らない』『気泡がほとんど目立たない』なら完成とします。

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消しゴムはんこを作ること自体に慣れてきた人は、独自の押し方に凝ってみるのもいいですね。

 

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